節約の新しい形!オフグリッド生活とは?メリットと注意点のまとめ

節約する方法のひとつとして話題になることが増えたのがオフグリッド生活。移住をきっかけにオフグリッドにチャレンジする人も多いようです。そこで、オフグリッド生活とはどのような生活なのか、そのメリットとデメリットをまとめてみました。

オフグリッドの意味は?

オフグリッド(off-grid)の「グリッド」は電力会社の送電網のこと。そこからの送電を「オフ」にして絶つことをオフグリッド生活と言います。近年は、東日本大震災の影響により、災害時の備えあるいはエコな暮らしの実現のため、オフグリッドにチャレンジする人が増えてきました。

実は私たちの生活のなかにすでにオフグリッドが存在しています。例えば、道路標識の電光掲示板や街灯など。何らかの事情で停電になったときも、人々の安全のために使用できる状態にしておくことがその理由です。電力会社の送電の有無に左右されないように独立電源が採用されています。

ちょっとした節約にオフグリッドを導入

オフグリッド生活にはいくつかの段階があります。もっとも簡単なオフグリッド生活が、小規模な発電システムを使うというも。使用できる電気量が限られているため、携帯電話の充電やちょっとした照明に充てることができます。

自分で組み立てられるソーラーパネルもあるため、DIYが得意な人は気軽にオフグリッドを導入することが可能。1万円以下の安価なセットがありますので、DIYが得意な人は試しに購入してみてもいいかもしれませんね。

安心感を保ちながらオフグリッドを活用

生活の一部としてオフグリッドを定着させたい人は、電力会社の電源と太陽光発電システムによる自家発電を併用するパターンが多いようです。完全なオフグリッドにすると、雨期や冬季が心配。そんなとき電力会社の電源があると安心感が高まります。

基本的には自家電力を使い、不足したときだけに電力会社の送電を使う人が多いとのこと。そのような形にすることで、自分がどのくらいの電気を使っているのか把握できます。結果として、日ごろの節約意識が高まるというわけです。

ライフスタイルを変えるオフグリッド生活

生活のすべてをオフグリッドでまかなう場合、複数の発電システムを導入することが前提です。基本となる太陽光発電システムに加えて、太陽熱利用システム、さらには薪ストーブなども併用。そのため一戸建ての家を所有していることが必須です。

生活の拠点は、いわゆる田舎暮らしであることが多いようです。ライフスタイルそのものを変えるために、オフグリッドに加えて、自給自足を合わせて取り入れる人も。最初からオフグリッドを実現することは大変なので、段階的にオフグリッドの範囲を広げていく人も少なくありません。

オフグリット生活のメリット①:電気代の節約になる

オフグリット生活の第一のメリットは電気代が節約できること。電力会社の送電の使用量を減らす、あるいは完全になくすことで、電気代は確実に少なくなります。自家発電をメインにすると、使用できる電気量そのものが制限されるため、結果として節約意識が高まることもメリットと言えるでしょう。

オフグリット生活のメリット②:停電・非常時の電力になる

オフグリット生活のもうひとつのメリットが、停電や非常時に使える電気が確保できる点。災害時に電力不足を経験したことで、多くの人が電気に対する依存度の高さを実感しました。こうした経験から、自分の生活に必要な電力は自分で確保するという発想が、オフグリッドの根底にあります。

オフグリット生活のメリット③:環境に配慮した生活ができる

これらに加えて、環境に配慮した生活の実現も、オフグリット生活のメリットと言えるでしょう。電気を発電する過程で、地球環境に対するダメージは避けられません。現在だけではなく未来の地球環境を守るという観点から、オフグリットに切り替える人も多いようです。

オフグリット生活のデメリット①:夜間や雨の日の対策が必須

オフグリットの比率が高いと、発電量が少なくなる雨期や冬季は、電気不足になる可能性大。蓄電池で調整したり、意識的に節約したりすることが欠かせません。ある程度の不自由さを覚悟する必要があるでしょう。

オフグリット生活のデメリット②:初期費用・維持費用がかかる

オフグリッド生活を実現するために、自家発電・自家発熱のシステムを導入するため、初期費用がかかります。これらの機器に不具合が生じた場合、メンテナンスをする必要もあります。オフグリッド生活を取り入れる場合、初期費用・維持費用のための予算を把握するようにしましょう。

オフグリット生活のデメリット③:自由に使える電気が限られる

オフグリット生活は、節約効果がある一方で不自由さがあります。好きに使える電気量が限られますので、電気量を減らすための努力や工夫が欠かせません。完全にオフグリッドの状態にする人は、家にテレビを置かない、クーラーの代わりに扇風機を使うなど、家電の使用そのものを遮断する場合もあります。

まとめ

生活にかかるコストを節約する方法のひとつがオフグリッド。もともとDIYが得意である、自然に囲まれて生活したいなど、オフグリッド生活向きの人がいることも事実です。自分の適性を見極めるために、徐々にライフスタイルを変えていくことも一案です。